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様々な面での新庄中へのご協力、ご支援に感謝しています。 |
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今の新庄中学校の様子。 |
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運動会練習が始まった。3年生の幹部がやさしい。昨年の3年生もやさしかったが、輪をかけてやさしい。どんな運動会になるのか楽しみにしている。
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2年生は、自分たちを変えていこうという気持ちが出ているようにみえる。いい雰囲気でスタートしたと思う。学年の先生方の指導が、「教える」だけでなく「考えさせる」「気づかせる」方針になっている。この1年間で、どのくらい成長するかが楽しみ。 |
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1年生は、慣れない中学校生活、運動会練習と疲れてくる頃だと思う。おだやかな感じでスタートしている。4人グループでの授業もすっと入っている。中学校でさまざまなことを学んでほしい。 |
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いい卒業式をしていただいたと、たくさんの保護者の方から感謝された。 |
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来賓の間で話題になったのが、卒業式の中で、女子だけでなく男子も泣いていたこと。これまでなかったことだということだった。校長としてうれしかったのが、3年学年団の先生たちが退場するとき、保護者の方たちから拍手が起きたこと。温かい拍手だった。 |
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新庄中は変わってきている。 |
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温かい雰囲気の学校をつくろうと、職員も生徒もがんばっている。
保護者の方の中にも、そのことを大事にしようと考えてくれている人がでてきている。生徒たちの作ったスローガンを大切にしたい。
昨年度の愛修会スローガン:「新中仕草でかしこく温かい学校をつくろう」
今年度の愛修会スローガン:「かしこく居心地の良い学校をつくろう」
幼いために人を傷つける言葉を言ってしまったりする生徒はいるが、学校全体は温かくなってきている。愛修会アンケートなどを通して、生徒自身がそう判断している。また、生徒が、幼い自分から、相手を思いやったりすることのできる賢い自分になろうとしてきている。 |
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保護者の方が温かくなってきている。
感謝の集いへの協力、あいさつ運動への協力など、学校を支えようとしてくれる保護者が増えてきている。心強い。 |
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県内で注目される学校になってきている。
7月、8月のNHKの特集で新庄中の取り組みが紹介された。
天童一中の事件を受けて、NHKの取材班が、県内の各中学校でどんな取り組みがなされているかの取材を全県で行った。その結果、新庄中の取り組みが大きく取り上げられた。
NHKの記者やディレクターに聞いたところ、生徒のきめ細かい情報収集、授業の取り組みなど、さまざまなことをしているのは、新中が一番だったとのこと。
職員には、天童一中と新庄中は紙一重だと言っている。番組を見た方々から「新中いいね。」という言葉をいただいた。だが、反発もあるだろうと思い、マスコミ等にはあまり出ないようにした。
それでも、朝日新聞に部活のことで新庄中が紹介されたりしている。
パンフレットは、山形大学のシンポジウムのもの。実践発表に新庄中が選ばれている。 |
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新庄中の課題 |
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職員の力を伸ばすことが一番の課題。人は、そう簡単には伸びない。成長しない。新庄中は、職員を伸ばしていることで評判になっている。職員もよく自己研鑽を積んでいる。それでもそう簡単には人は伸びない。 |
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職員が伸びないがために、生徒を伸ばせていないケースもある。 |
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昨年は、職員がなかなか伸びないと思うことがあり、校長として苦しい1年だった。11月頃から、それでも今やっていることには意義があるので続けようという覚悟を決めた。 |
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職員の中からも、新庄中の取り組みを続けようと覚悟を決めた人が出てきていて、心強く思っている。保護者の方々からも、職員へのご支援をいただきたい。 |
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その他 |
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3年演劇については、今年度以降行わない。
演劇をやると生徒どうしのつながりが深まり、非常に意義深いものがある。続けたいという気持ちはあるが、生徒、職員の負担はかなりある。3年間、校長として演劇を続けてきたが、自分の代で、辞めるべきと判断した。演劇をしない分、新庄や最上の地域についての勉強をすることにする。子どもたちが40歳前後の大人になっているとき、新庄・最上は、今よりもっと少子高齢化の地域社会になっている。ではどうするか、生徒とともに学んでいきたい。 |
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部活動の見直しの時期に入ってきた。
職員数が減って、顧問2人体制をとれない部が出てきている。
安全面で心配される。今すぐではないが、部員数の少ない部、団体戦に出ることができない部については、休部または廃部をすることを検討する時期になってきている。新入部員の様子もみながら、検討していく。 |
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お願い:2年生修学旅行。新中のOBの職場訪問を今年も企画している。一昨年、JRの子会社のスイカを作っている会社の新中OBを尋ねて、たいへん感動した。ぜひ心当たりがあれば、紹介いただきたい。 |