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新庄中が温かい雰囲気でスタート。 |
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「温かい学校を創ろう」ということに職員・生徒が共感してくれている。さらには、保護者の方も共感してくれつつある。
その結果、温かい雰囲気で学校がスタートしている |
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例: |
愛修会のスローガン「新中仕草で、温かく、かしこい学校をつくろう」は、私の考えを取り入れてくれている。新入生歓迎会でも、このスローガンについて、愛修会会長の川上健太君が説明していた。 |
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例: |
2Bの学級通信のタイトルが「おでん」。いろいろなものが入っていて温かいという理由。
2Cの学級目標の中には、「みんなで支え合いながら学べるクラス」という目標がある。その他のクラスでも「支え合う」とか「温かい」という言葉を目標に入れようとしている。 |
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私が新庄中に赴任した当初から言っている、「生徒どうしが支え合い、それを教職員が支え、学校を保護者や地域が支える」ことができると温かい学校になる。 |
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温かさ、かしこさは大事。温かさ、かしこさは大事。 |
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企業の人に聞くと、他の人とアイデアを出し合ったり、協力して仕事ができる、人と人とのネットワークをつくれる人が欲しいと言う。 ネットワークをつくれる人は、温かさと賢さをもっている人だと考えている。 |
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いくら頭が良くても、他の人を攻撃したり、自分の考えだけ主張する人では、なかなか他の人とつながれない。 |
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人とつながることができる生徒、そのための温かさ、賢さを身につけた生徒を家庭と協力して育てたい。 |
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温かい学校になると・・・ |
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人をけなす言葉、人をバカにしたような言葉がなくなってくる。
「ありがとう」とか「がんばれ」とかの感謝の言葉や他の人を元気づける言葉が多くなる。 |
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教室にいるとほっとする雰囲気になる。今、新庄中がそういう雰囲気になっているのはとてもうれしい。 |
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温かい学校になると、立場の弱い子が大切にされるようになる。その様子を見て、他の子たちが安心して生活するようになる。 |
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富沢小(新採校長として赴任した学校)で |
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校長室を子どもたちに解放した。生徒にとってめずらしいおもちゃ、手品の道具、物作りのセットなどを校長室に置いた。全校生が遊びにくる。でも、しょっちゅう校長室に来るのは、クラスの中での立場の弱い子、他の子とつながれない子が多かった。他の子どもとうまく関われなかったりする子がよく校長室に来ていた。 |
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校長2年目の中頃から、どんどん温かい学校になっていった。3年目になったら、他の子とうまくかかわれない子もあまり校長室に来なくなった。弱い子、強い子関係なく、みんなでグランドや体育館で遊ぶようになった。ますますあったかい雰囲気の学校になった。) |