難しいことをやさしく、やさしいことを深く、
深いことをおもしろく(井上ひさし) |
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5月7日(月)に、3年生の子たちと一緒に、数学の授業をしました。
今年、新庄中学校では、「生徒どうしが支え合い、学び合う」授業づくりをしようとしています。私自身の授業をふりかえってみると、私の説明が多く、「授業がわからない」生徒を少なからずつくっていたのではないかと反省させられます。授業の内容がわからないと、その時間は生徒にとってつらいものになります。
授業の内容が難しくても、生徒どうしが教え合ったり、考えや思いを交流し深め合うことで、「そうだったのか!」「わかった!」と言える授業が増えていくといいなと思います。5月7日の私の授業を新庄中の職員に参観してもらい、そのような授業をどのように作っていくかの第一歩としました。
5月8日には、3年生の他のクラスで、同じ内容の数学の授業をしました。授業をするのは久しぶりで、自分の思い描いていた授業ができたとは思いません。でも、生徒たちと一緒の教室にいることがうれしく、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
授業の最後に1〜2分ぐらいで、感想を書いてもらったクラスがありましたので、いくつか感想等を紹介させていただきます。 |
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いろいろ考えて、「あ、これとこれをかければいいのか!」という発見があっておもしろかったです。素数の勉強がクレジットカードで利用されているのを初めて知った。 |
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とても頭を使う授業だったけど、すごくおもしろかったです。数学は、いろいろな楽しみ方があると思いました。 |
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最初は難しかったけど、みんなとやっていくと分かるようになって、スムーズに解けていって楽しかったです。 |
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最初はカードの意味がよく分からなかったけど、1回分かるとおもしろくなり、そして楽しかったです。 |
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楽しかったです。こういう頭の使い方もあるんだなあと思いました。授業をしたクラスの子たちが、次の日「校長先生、授業おもしろかったです。」と言ってくれました。本当に、気持ちのやさしい子たちだと思います。 |
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