本校は、昭和22年3月末の「教育基本法」「学校教育法」の交付を受け、「最上郡学校組合立新庄中学校」として設立され、以来60年におよぶ歴史を刻んでいる。
学校は、新庄駅から北西約1kmの城跡内にある最上公園に隣接しており、近くには「市民文化会館」「ふるさと歴史センター」「市立図書館」「新庄小学校」「新庄北・南高等学校」「最上広域教育研究センター」「雪の里情報館」等、市の学術・文化的な施設が集まり情報発信の中心部に位置し、教育環境に恵まれている。
毎年8月24日から26日に行われる「新庄祭」は江戸時代以来長い歴史をもつもので、最上地域、県外から多くの人々が集まるが、本校生徒も小学校以来さまざまな役割をもって参加する生徒が多い。
本校の学区は市のほぼ中心部にあり、保護者の職業は、市街地を中心に会社員、公務員、教員等のサラリーマンと商工業関係従事者とでほぼ8割を占める。地域住民の教育に対する関心は高く、特に学力向上、進路指導には深い関心を持っている。
【校訓】として、「一、品位のある人 一、積極的でねばり強い人 一、働きのある人」を挙げ、生徒はスポーツを好み、多様なスポーツを通して、肉体面、精神面を鍛えると同時に、情操面でも音楽や芸術に関心が高い。これは、学校行事にもいかされ、春の桜の時期に行う運動会では個人、集団の双方の競技に全力を尽くし、秋の合唱コンクール祭ではすばらしい歌声を響かせている。